人生終わってるところから始めてみる

ひきこもりアラフォーオタク女の足掻き。

72.2キロ 生前の母の闘病

母は癌で数年前に他界しました。

乳癌から始まり、切除後再発、最後はリンパ節に転移しそこから全身に癌細胞が行き渡りました。

癌といっても手術の時以外は自宅で元気に過ごしておりました。だけどやはりある日突然その日はきます。脊髄に腫瘍ができると神経を圧迫する痛みが日に日に強くなり痛み止めもききません。そうなるとある日突然歩けなくなります。

歩けなくなるとそこからは日に日に自分で出来ることがなくなり、一ヶ月もすると食も細くなります。

2ヶ月目からは痛み止めの影響などでせん妄も出始めました。もちろんふつうに会話できるときもありますが、とにかく怒りっぽくなります。

3ヶ月目には体はむくみ、踵の褥瘡はひどく悪化し、身体全体からは異常な臭いがでていました。洗濯しても落ちない強烈な臭いでした。

母は歩けなくなってから3ヶ月目に息を引き取りました。4ヶ月前まではふつうに台所に毎日たって、自分で買い物に行けて元気だった母が、たった3ヶ月目でみるみる衰弱していく様子はいまでも思い出すと涙がでます。

人は緩やかに死を迎えるわけじゃなく、本当にある日突然、崖を下るように急に容態が悪化していくものなのだと知りました。

母と病室で最後に会話出来たのは私でした。

なのになぜが母と最後に交わした言葉がわたしには思い出せずにいます。

お母さん、最後になにを話してくれたのかな。

お母さん、無理だとわかっててもやっぱり会いたいよ。怒られるの嫌だったのに今はこんなに叱られたいなんておかしいよね。

お母さんの遺品、誰も片付けられずにいるよ。